SSブログ

「こいわすれ」を読んだと陣馬山に登った [雑感]

「こいわすれ」 畠中恵 著

 江戸時代の町人の物語で3人の幼馴染の青年たちに降りかかる事件を扱った物。
普通は私は時代物は面白く読んでいるのだが、この本はちょっと物足りない。
一つ一つの事件があまりに小さすぎる感がある。だからか緊張感がないし、だらだらと
物語が続いていく感じで、どんどん先を読みたいという感じにならない。もうちょっと
メリハリが欲しい。

 退職してから低い山を登ってみたいと思っていたのだが、今日神奈川県の陣馬山に
登ってきた。自宅から片道1000円台で行ける山は高尾山、陣馬山、筑波山ぐらいかな。
筑波山はむかし家族で登ったことがあり、いい意味で本当にファミリー向けの感じ。
高尾山か陣馬山ということになるが、高尾山は人が多過ぎないかと思い止めた。
 さて陣馬山は先週いろいろ調べたら、平日はJR藤野駅から登山口を通るバスが朝8時台、
その後ずっと無く午後になる。つまり午前8時前に藤野に着かなければならない。
そこで地元駅を6時2分発に乗って出発、1時間45分位掛かった。
藤野駅は特にこれと言った物はない。

image0.102dsize.jpg

 バスで5分位で陣馬山登山口、ここで降りる。バスには他にも登山客と思われる人が
いたが、ここで降りたのは私を含めて3人だけ。他の10人弱は先の停留所まで行く
ようだ。ココが登山口

IMGP1666dsize.jpg

ここから登るルートが2つに分かれている。私は栃谷ルートに行く、時間がちょっと短いと
ネットには紹介されていた。後の2人は一ノ尾根ルートのようだ。

IMGP1667dsize.jpg

ここからは写真を撮る余裕がなかったので山頂まで写真なし。舗装された道を20分位
歩いただろうか、勾配は結構きつく、そこまででも結構汗だく。それから更に勾配が
きつく、段差のあるくねくねした山道を登る、前日に雨が降ったせいか滑りそうで慎重に
登る。
かなりきつい、時々休んでアクエリアスを飲む、脈拍が速いのがはっきり分かる。
下りは別のルートで降りようと思う。
約1時間40分位で山頂に到着。途中4人とすれ違うがその内2人は外国人だった。
ネットで見た時間より20分位多く掛かった感じ、9時55分着。
まずは持ってきたパンを食べトイレに行き20分程休憩。
写真も撮る。

IMGP1668dsize.jpg

IMGP1674dsize.jpg

IMGP1673dsize.jpg

IMGP1669dsize.jpg

写真ではかなり暗く感じるが肉眼ではそんなに暗くない、ただ晴れではないので富士山は
見えず。そのため方角が良く分からない。山頂には10人程度の人がいた、同じバスに
乗っていた人もいた。

 下りは一の尾根ルートで降りる。このルートほうが長いが傾斜が緩やかな所が多く楽な
感じ。途中で5人とすれ違う、その内3人は高尾山の方まで行くと言っていた。
下りの方がペースは速いが滑りそうで慎重にならざる得ない。距離を縮めたいので途中で
登ったところと違うバス停に出るルートにする。どうもこちらはあまり人が通ってない
ようで落ち葉が結構積もっている、ちょっとふんわりするが余計に滑りそう。
この道で大丈夫かとちょっと不安。
 バス停に着いて時刻表をみる今11時55分、バスは14時台にならないと来ない。
これは藤野駅まで歩くしかない。結局普通の道路を30分近く歩く羽目になった。
近道したのが災いになったか。同じバス停にしておけば歩くのは20分程度か。
駅で饅頭を買って食べる。後は電車で帰るだけ。
 それにしても人がいなくて、自動車が走っていなければ自然の山は風がないと全くと
言っていい程音がしない、静か。これが本当なんだろうな。いかに普段の生活が騒音、
雑音にまみれて生きているのか。無意識のうちにストレスになっているのかも。
いい経験になりました、これからもたまにはいいかな。しかし思ったより疲れたし、
足にもきてる。でもいい1日でした。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。