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「龍の契り」を読んだと運動時の息苦しさで病院へ [雑感]

「龍の契り」 服部真澄 著

 スパイの暗躍する国際サスペンス物だった。
時代は香港返還を目前にした1990年ごろ。その香港返還に絡んだ謎をめぐる
いろいろな国際組織の暗躍が描かれている。登場人物は名前は変えているが結構これは
実際には誰を想定しているなとわかるように描かれている。そしてその暗躍する国際組織
のひとつがヨーロッパのある財閥で中世からの大富豪一族なのだが、これがどうも
ハプスブルク家一族を指しているように書かれている。本自体はフィクションなので
実際は関係ないのだろうが。そこでハプスブルク家について調べてみたら、その勢力の
浮沈はあるが、西暦1000年~1900年位まで少なからず影響力を持っていたようだ。
最盛期にはヨーロッパのいくつかの国の君主を一族で占めていたようだ。
そして近年も子孫はいろいろな国で活躍しているようだ。なんと日本でも女優の鰐淵晴子
さんがハプスブルク家の遠い子孫の方と結婚しているようだ。娘さんの理沙さんも声楽家
として国際的に活躍されている模様。やはり血筋は争えないか。
話は本に戻るが、中々面白く緊張感もあり先の期待感もありどんどん読みたくなる感じで、
どんでん返しもある。しかしちょっと長いかな、400ページ以下だったら良かった。

 今日はこのところの運動時の息苦しさについて診てもらおうと病院へ行った。
医師も新型コロナの後遺症なら自然とよくなるのではないかとのこと。但し他の原因の
可能性もあるので検査だけしましょうということで、血液検査、心電図、レントゲンを
やった。心電図にちょっと異常があるだけ、でもこれは毎年の人間ドックでも指摘されて
いるので、最近のことではないと思う。来週心臓の超音波診断と肺機能の検査を行い、
原因を特定していくらしい。特に心臓や肺に異常がなければ新型コロナの後遺症という
ことになるのだろう。
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